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しっかり復習できるシステム作り

漢字力や語彙力を確実に身につけているお子さんが、ふだんどのように勉強しているのかをお母さまに教えていただいたので、ご紹介します。

ご参考になれば。

 

漢字と語彙を並行して覚えています

ある小学3年生の生徒さんは、漢字と語彙テキストの両方を学んでいます。

(語彙テキストはレベル456クラスの生徒さんが対象ですが、先取り学習されている生徒さんもいます)

漢字テキストだけでも大変なのに、いったいどうやって?と私も思ったので、お母さまに聞いてみました。

【漢字テキストの勉強法は?】

該当学年に習う漢字を簡単なドリルで覚えてから、出口先生のテキストに入ります。

1度目は自力でテキストを解き、答え合わせを親がしてから、一緒に間違えたところを直して覚えます。

テキストが一通り終わったら、間違えやすそうな箇所を親がノートに書き出し正解するまで何度か繰り返します。

具体的には、スケジュール帳にその日にするページを書き込んでいって、子どもがそれにそって学習しています。

大体1日2,3ページで週に4,5日くらい取り組みます。

この方法で漢字テキストを終えるのに、6ヶ月ほどかかりました。

【語彙テキストの勉強法は?】

月に10日程度ある土日祝に学習しています。

物語文と説明文の範囲を10回分に分け、1回分ずつ取り組んでいます。

まず自力で解きますが、わからない言葉が多いのでテキストを見て覚えながら、音読しています。

そして先生にいただいたテストプリントをする直前にもう一度全体を覚え直ししています。

親が口頭で簡単なテストをしたりしていますが、もっと良い方法がないか模索中です。

【なぜ漢字と語彙を同時に?】

漢字と語彙の両方覚えるのは、若干大変ですが、語彙は一通り学習すれば、2回目以降はそれほど時間がかからないので、今は漢字と語彙をコツコツ積み重ねる時期かと丁寧にやっています。

 

小6で中学受験生、忙しいはずなのに

語彙力テストで、安定して良い成績を修めている生徒さん(小6中学受験生)にも、勉強法を聞いてみました。

学校や塾や他の習い事で忙しい毎日を送っているはずなのに、どうやって暗記時間を確保しているのかが気になります。

【語彙テキストの勉強法は?】

ふだんは進学塾が忙しいので、週末にできるところまでやっています。

単語帳に語句と意味を記入したものを親が用意し、あらかじめ子どもに渡して塾の送迎など移動中にも暗記しています。

またトイレにも単語帳をおき、そこでも暗記時間を確保しています。

ある程度覚えたところで、親子で一問一答をして、覚えたかどうかを確認しています。

【前提知識はどれくらいですか?】

範囲内の漢字やテキストは、半分くらい知らないものがあります。

【進学塾の勉強との両立は大変では?】

なかなか時間は取れませんが、語彙力が全くないままでは困るので、今やるしかありません。

語彙力をつけさせるということを念頭に置きながら幼い頃から接するようにしてあげれば良かったと、とても後悔しています。

範囲内の語句の半分程度を知らないところからスタートして、テストでほぼ全問正解ということは、確実に暗記するための学習サイクルができているのでしょう。

中学受験をするなら、この語彙テキストにある語句は小5までに覚えてしまうと楽です。

そうでないと、小6になったときに課題文を深く理解して読むことができません。

高校受験をするにしても、この程度の言葉を知らないままでは、中学生になってから苦労します。

中学に入れば、数学と英語の勉強に時間をとられるのは目に見えている上に、中学生として知らなければならない言葉も(古文を含めて)さらに上乗せされるからです。

 

確実に覚える学習法

お二人の学習スタイルからみえてきた、確実に言葉を覚える学習ポイントをまとめてみましょう。

  1. 暗記するための時間を確保する(スキマ時間こそ活用する!)
  2. 具体的に今日やる範囲を決める(スケジュール表に書き込む)
  3. 繰り返し覚える(一回で覚えられるはずがない)
  4. 親が手助けする(一問一答など)

 

どこまで親が手助けするのかは、その子によっても違うし、親の事情にもよります。

わたしもずっと仕事をしていたし、子どもたちもバレエやピアノ、お絵かき、そろばん、習字、水泳などのお稽古事があり、下校後には学校の友だちとも遊んでいたので、十分な勉強時間が確保できていたわけではありません。

唯一見つけられたのが、早朝の時間。

毎朝学校へ行く前の数十分間に、必ず漢字・語彙・百マス計算をやっていました。

―次回に続く―