生まれた時から穏やかで、いつも笑みを絶やさない次女が、今年成人式を迎えます。
今どきの女子大生としては珍しく、都会への憧れはなく名古屋が大好きな次女。
中高6年間を南山中学・高校で過ごし、その後も家から徒歩で通える南山大学英米学科に進学して地元生活を満喫しています。
長女とは対照的な性格で、目立つことや人の上に立つことが苦手。
緊張しやすく本番に弱くて、ここぞ!という時になかなか実力を出せないのが悩みのタネ。
そんな次女も20歳になり、今年の春には3回生。
そろそろ自分を客観的に見つめ、短所や弱点に気づき、今なすべきことを考え始めたようです。
つい先日、出身高校の成人を祝う二十歳の会(振袖会)では幹事を務め、総勢200名が出席する一次会と二次会を、仲間と力を合わせて成功裏に導けたとのこと。
大学のサークルでも幹部となり、対人関係や雑事に悩みながらも、持ち前の粘り強さで最後までやり遂げようとする様子がうかがえます。
思えば幼いころから次女の頑固さには手を焼いたものでした。
その頑固さを、意志の強さ・芯の強さにリフレ―ミングして捉えなければやっていられないほどに。
そしてこの春休みには、さらに自分の殻を破るべく、海外ボランティアに参加することを決めたそうです。
昨年長女が20歳の記念に挑戦した活動に、次女も大きく影響を受けたのでしょう。
ボランティア活動をするだけでなく、姉とともにクラウドファンディングも立ちあげて資金を募る↓ことから始めています。
昨年の長女の活動を振り返って思うのは、『若いうちに挑戦すること、経験することこそ貴重である』ということです。
長女が参加した雑貨屋建設プロジェクトには、高校時代の友人数名も参加していたのですが、その仲間が今年もまた小学校建設プロジェクトに参加しているそうです。
そして、それぞれがクラウドファンディングで資金を集めています。
経験を単発で終わらせるのではなく、次につなげ、さらにその活動に共感した人も巻き込んで持続する。
海外でのボランティア活動だけでなく、日本にいる間にもたとえ微力でも自分たちにできることをやる。
それは素晴らしいことだと思います。
またもう一つの気づきは、クラウドファンディングで支援したことで、『日本にいながらにして他国の人々のお役にたてることを実感できた』ということ。
わたし自身はボランティア活動に参加することはできなかったけれど、リターンにある長女の活動レポートで、フィリピンの家族の改善された暮らしぶりを知ることができました。
同じように、今年は小学校建設のための資金援助をすることで、フィリピンの子どもたちの教育支援ができます。
日本に限らず他国の子どもたちの役に立てるということは、教育者としてのわたしの喜びでもあります。
思えばわたしが家庭で娘たちに国語を教え始めたことが、現在の国語教室ミルンにつながっています。
そして、その娘たちが、今は国語教室の生徒さんの家庭教師をしています。
京都在住の長女はオンラインで、中学受験生を。
次女は得意の英語を活かして、高校生(国語教室の卒業生さん)に英語を。
こうして物事がつながり持続していくことに感慨を覚えます。
姉妹のクラウドファンディングやボランティアの活動も、いずれ教室の生徒さんたちに引き継がれていくのでは、と楽しみにしています。
姉妹のクラウドファンディングのサイトはコチラです↓
ぜひ一度ご覧になってください。
そして、共感いただけましたら、ぜひご支援・シェアをお願いいたします!
大人の道への第一歩を踏み出した若者の背中を押すべく、わたしもこのブログで応援しています。
(キャンプファイヤーは私も何度も利用していますが、安全なクラファンサイトです。ご安心ください)
昨年の長女のクラファンサイトはコチラです↓
姉妹のボランティア活動のきっかけは、中高時代の恩師の活動(ECCL)です。
中高在学中はもちろん、卒業後も子どもたちに経験することの大切さを説き、「生き方の指針」を見せ、導いてくださる素晴らしい先生です。
毎年、国連で働いてた友達や知っているNGOやNPOに声をかけて、一緒にボランティア活動を計画しているとのこと。
母体が信頼できるからこそ、彼女たちも安心して自信をもって活動できています。
【ECCL とは】
私たちECCL は、東南アジアの子どもたちの教育水準の向上を願う経歴も国籍も異なるメンバーで構成されたボランティアグループです。
毎年3月に、私たちは東南アジアで地域の人々を助けるために活動しています。今、フィリピンではなんと390万人もの子どもたちが学校に通うことが出来ていません。
経済的に貧困状態にある家庭に生まれたこどもは、小学生くらいからストリートチルドレンとして路上で働き、家庭の状況によっては孤児院へ預けられます。
そして多くのこどもが学歴もスキルも持たないまま18 歳で孤児院を卒業し、社会に出なければなりません。
彼らが定職に就くことは難しく、そうして親と同じ経済的貧困のなかで生きていくことになります。2020年の3月の目標はDasmarinas 市にて、寄付金に頼らない持続的な学校を設立することです。
既に地元のVirlanie Foundation や慈善団体と協力し、学校設立後のプランを計画中です。