新年度のスタートに向けて
みなさま 明けましておめでとうございます
今年も どうぞよろしくお願いいたします!
さて、国語教室ミルンの新年度は4月にスタートします。
毎年新年度には、クラスごとにその1年の目標をたてます。
そしてその目標を達成するべく、カリキュラムを組みます。
新しく出版された問題集を見比べ、良さそうなものはとりあえず購入し、自分で解いてみて、採用するかどうかを検討し・・・
いつどのタイミングで、どのテキストを使うかなどなど、理想的なスケジュールを組むわけです。
が、何事も思惑通りにいかないのが世の習い。
教師目線で描く理想のようには、生徒の理解は定着しません。
「おっと、3年生ではこの部分はなかなか身につかないのか。」
「え、中学生でもこれがわからない?」
といった具合に。
そこで、振り返り学習の時間を設け、別途復習問題を用意することもあります。
今年は出口式論理エンジンの小学生向け教材が新しく刊行されたので、迷うことなく採用!
待ち望んでいたものだけに、どう活用するか今からとても楽しみです。
(こちらは塾専用の教材であり、一般書店では入手できません)
個人塾だからこそ
「理解が追いつかない!」
「簡単すぎてつまらない!」
といった困りごとが、できるだけ少なくなるように、また、どの子も充分な学びを得られるように、実力別にクラス分けをしています。
現状では「多様性を活かして、みんなで一緒に学ぶ」カタチで、国語力を伸ばせるような授業を提供できません。
この点については賛否両論ありますが、子どもたちの多様性に対応できないため、理解度の同じような子どもたちに集まってもらって、グループ授業をしています。
カリキュラムに関しては、大きな塾の場合はキッチリ決められていて、一教師の判断で授業内容を変更することは難しいと思います。
少人数の個人塾は生徒数が少ないだけに、生徒の理解度に合わせて、臨機応変に授業内容を変えられます。
大企業にいると自分は歯車のひとつになり、やりがいや存在価値は見出しにくいといわれますが、ひとりで運営していると動きやすくて、考えたこともすぐに実行に移せます。
中小企業の魅力?といったところでしょうか。
しかし、代替要員がいないのはツライところ。
今年も体調管理が第一です。